国公立の医学部を受験するためには、数学や理科、英語の勉強はもちろん、社会や国語の勉強も必要となる。
一見、医学に関係のないことをなぜ勉強するのか、そう思ったことはないだろうか。
因数分解の解き方を知らなくても、江戸時代に何が起こったか知らなくても、医者になってからまったく困らないんじゃないか? そんなことを覚えるならば、もっとも関係がありそうな、生物や化学あたりを重点的に勉強したほうが将来のためになるんじゃないか? そんな声が聞こえてくる。
しかし、学力を身につけること、それにはもっと深い意味があるんだ。
それはね。「勉強を通して自分を成長させる」ということ。
高校で習得すべきことを身につけ、入試でボーダーライン以上の点数をとるためには、想像以上の努力が必要となる。
遊びたい、怠けたいという自己をコントロールし、着々とやるべきことを実行していく地道な努力が必要なんだ。
そして、自らを制することを覚え、長期間にわたる勉強で「自分を成長させる」ことができた者にのみ、初めて「医学部合格」という栄冠が与えられる。
「役にたつからやる、役にたたないからやらない。」そんな、ちっぽけな考え方では、とても医学部に入ることはできない。
「私立ならば科目数も少ないし、入りやすいから。」そんな、のほほんとした考え方では、少しは易しいといわれるところにでさえ入ることはできないだろう。
勉強するということは、たんに知識を身につけるためじゃない。自分を鍛える「道場」なんだよ。
むだな屁理屈を言ってる暇があるなら、自分自身を鍛えなさい。
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